マンションは「専有部分」と「共有部分」に分けられます。
まず、専有部分とはマンションの所有者が所有する部分を指しています。わかりやすくいうと、所有する部屋の内側の居住スペースの部分が専有部分といえます。そのため、部屋の床や壁、キッチン、トイレ、お風呂、洗面所などはもちろんですが、居住スペースにある電話や電気の配線などについても専有部分にあたります。このように、専有部分に当たる部分については所有者のものなので、所有者の判断によってリフォームを行えます。
また共有部分は専有部分以外の部分であり、「マンションの所有者全員で共有しているもの」となります。この部分は所有者判断による勝手なリフォームは行えず、もしリフォームを行いたい場合には、管理組合の許可を取ることが必要です。
中には、マンションの窓をリフォームしたいと考える方もいるかもしれません。そこで問題となるのが「窓は専有部分か?共有部分か?」という点です。この点については、マンションの管理規約によります。
そのため、まずは「窓や窓ガラスが専有部分に当たるのか、もしくは共有部分に当たるのか」や、「そもそもリフォームを行えるのか」を管理組合に問い合わせることが必要となります。
もし、マンションの窓がリフォームできる場合には、さまざまなメリットがあります。
例えば、一枚ガラスの窓を複層ガラスなどにリフォームした場合には、断熱効果の向上が期待できます。外に熱を逃すことも防げるため、室内の寒さ対策を行えます。断熱性が高まって室内の熱が外に逃げないため、節電や省エネにつながるともいえます。
また、複層ガラスを採用した場合には結露の防止も期待できるといえるでしょう。梅雨時期や寒い時期には窓が結露して困っている方もいるかもしれません。結露が発生するとカーテンなどが汚れてしまうほか、カビの発生につながるとも考えられていますので、窓のリフォームによって結露を防ぐと良いでしょう。
例えば、マンションの窓が共有部分と見なされる場合に個人で窓のリフォームを検討する場合には、その費用はもちろん個人負担となるため、リフォーム費用がかかる点がデメリットのひとつといえるでしょう。
また二重窓にリフォームを行う場合には、専有部分のリフォームとして見なされるケースが多いといわれています。ただしこの場合には窓を開け閉めする際や掃除を行う際に二重の手間がかかることになり、面倒と感じる場合もあるでしょう。そのため、普段の生活の中で開け閉めを頻繁に行う部分をリフォームする場合には、ガラス交換を合わせて検討することがおすすめといえます。
マンションの窓をリフォームしたいと考えた場合には、そこが専有部分なのか共有部分なのかといった点が大きく関わってきますので、まずは管理組合に対して相談と連絡を行う必要があるといえるでしょう。
そのほかの注意点としては、マンションの窓のリフォームを行う場合は、搬入経路もしっかりと確保しておくことが大切です。もし、エレベーターでの搬入が必要になる場合には、運び入れるためにサイズが問題ないかもあわせて確認しておきましょう。



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十倉トーヨー住器…生産中のメーカー(豊和工業、LIXIL、三協立山アルミ)から生産が終了したメーカー(不二サッシ、TOSTEM)まで窓の取扱いメーカー数が最も多く、成田空港周辺地域共生財団の防音サッシ修理業者に指定されている。
さくら住建…最も多いカラーバリエーション(5色)の窓を取り扱っている上に、注文住宅を手掛ける工務店でもあるため、部屋全体のリノベーションにも対応することができる。
窓名人…輸入住宅とハウスメーカーの窓リフォームの施工事例を唯一掲載している。